こんにちは。
最近、娘とともに『劇団四季』にハマっているぴーままです。
小学生娘と一緒に『キャッツ』を観に行きました!
「メモリー」の曲は、ミュージカルに興味が無い方でも
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
その「メモリー」を熱唱する猫「グリザベラ」が
主役(おそらく)のミュージカルです。
(最後まで主役がだれかイマイチわからなかった・・・そんな演目です)
『キャッツ』は好みが分かれるとは聞いていましたが
実際に観劇して、それがよ~くわかりました。
キャッツが終わった瞬間の娘のひとこと
(あくまでも個人の意見です!)
うんうん・・・(私も同感)
歌・ダンスやセットは、とーっても素晴らしかった!
猫の目線から見る「ゴミ捨て場」を再現した劇場内は
入った瞬間に、キャッツの世界!
大きなゴミのオブジェ・セットは、ステージだけでなく
客席側にもたくさんあるので、開園前にじっくりと場内を見て回る価値あり!
とってもリアルで大きな「ゴミ」の山を、私たちもゆっくり見て楽しみました。
開演前から場内のセットを楽しめるところも、キャッツの楽しみ方の一つです。
ちなみに公演する地域により、ゴミの種類が変わるご当地ゴミ?があるようです。
でも「キャッツ」のストーリーが?????でわかりづらい(+_+)
主役がだれかさえも最後までわかんない(^-^;
ジェリクルキャッツって何ーーー?!
みたいな。
劇団四季のHPより引用
ジェリクルキャッツとは・・・
「人間に飼い馴らされることを拒否して、
逆境に負けずしたたかに生き抜き、
自らの人生を謳歌する強い心と無限の個性、
行動力を持つ猫、それがジェリクルキャッツ。」
猫たちの名前も難しくて覚えづらい(^-^;
『CATS(キャッツ)』は
「猫の歌とダンス(バレエ)を楽しむショー」だと感じました。
ほぼ「歌」と「ダンス」のみ。
セリフ・ストーリーは、ほぼ無し。。。
ミュージカルだから、そーでしょ!という
ご意見もあるかもしれませんが、
今まで見たミュージカルの中でもダントツ、歌とダンスのみでした。
いや、特にダンス中心!
バレエが大好き!
とか
バレエを習っているお子さんも、かなり楽しめるでしょう♪
35年以上のロングランで、たくさんの人に愛されてきた素晴らしい作品なので
何度も繰り返し観るファンも沢山いますよね。
でも私と娘、ハマらなかった・・・
ミュージカル『CATS』とは?
キャッツは、イギリスの詩人T・S・エリオットが
発表した詩集『ポッサムおじさんの猫とつき合う法』を原作としたミュージカルです。
2019年12月に映画化もされました。
ミュージカル『CATS』の作曲を手掛けたのは
イギリスの作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーです。
キャッツシアター
2020年8月現在は大井町にキャッツシアターがあります。
劇団四季のミュージカルは、地方公演を除き通常は、
「夏」「海」などの劇団四季シアターにて上演されますが
キャッツだけは専用の「キャッツシアター」で上演されます。
そのため客席も含めて劇場全体が「キャッツ」の世界観そのものを
作り上げているので、劇場に入った瞬間から『キャッツ』の世界です。
そのため他の劇場ではない、ステージと一体化した回転席もあり、
ステージとの客席の高低差も少なく、
舞台と観客席が、つながっているような作りになっています。
※2020年8月現在はコロナの影響により、回転席の販売はありません。
また演出も変更されていて、猫が客席内にまでは来ません。
臨海線大井町駅の構内には大きなポスターがあり駅からワクワク
駅から劇場まで5分ほどの間にも「CATS」
キャッツシアター大井町館内
グッズ売り場
出演者ボード
私なりの解釈・感想
『CATS』はドラマティックな展開のストーリーは無く、
ほとんどの時間は、それぞれの猫の紹介となっています。
24匹の”ジェリクルキャッツ”たちには
ひとり1人(一匹、一匹?)個性あふれるキャラクターがあり、
それぞれの猫の個性を表現・紹介されて物語は進んでいきます。
そんな中でも、マジックネコ(ミストフェリーズ)の片足連続回転が
めちゃめちゃスゴイ!
それはバレリーナそのものでした!(バレエ団出身者なのでしょう)
客席から大きな拍手が上がりました。
(その他元バレリーナと思われる動きの猫が数匹・・・)
そして年に一度、最も純粋な「ジェリクルキャッツ」を
長老猫が選ぶための、特別な舞踊会が開かれる。
選ばれし天上に上がる特別な猫は、誰なのか??
真の「ジェリクルキャッツ」に選ばれたのは、
「メモリー」を熱唱する、嫌われていた娼婦猫「グリザベラ」でした。
天上に上り・・・ということは
死ぬということですよね💦
個人的に選ばれたらなぜ死ぬの??と思ったり(^-^;
猫たちはとてもリアルというか、派手な個性を持つ猫ばかりなので
お気に入りの猫を見つけたり、それぞれの猫の動きのリアルさを楽しんだり
純粋に猫たちの歌と踊りを楽しむミュージカルが『CATS』なのだと思います。
「メモリー」の歌声は、とても素敵でした。
最後に「猫は犬にあらず」・・・など、猫の取り扱い方法が
セリフとして突然あり、????が増えるのですが、
これは原作の『ポッサムおじさんの猫とつき合う法』
から来るものかと想像します。
まとめ
今まで見た劇団四季のミュージカルは、ディズニー作品は勿論、
マイナー演目も含めて、全て感動と楽しさをたくさん与えてくれました!
いつも劇団四季のダンスのレベルの高さ、歌唱力には感動です!
これからも沢山見ていきたいと思っています。
でも『キャッツ』だけはハマらず・・・
今回の『キャッツ』を見てわかったことは
私と娘は、ドラマティックな展開のあるストーリーも含めて
『劇団四季』のミュージカルが好きなんだなということ。
純粋に歌とダンスだけで楽しめる人、
猫が大好きな人?は
キャッツにもハマるのでしょう。
もし我が家の初めての【劇団四季】が『キャッツ』だったとしたら
もしかしたら、劇団四季のミュージカルを
いくつも観に行くことは無かったかもしれません。
そう思うと、「劇団四季」の素晴らしい舞台を見る機会に
恵まれることが無いのは勿体ないので
我が家の場合は、初めての観劇が『キャッツ』でなくて良かった!と思いました。
(もちろん初めてがキャッツで、四季にハマる方もいると思います!)
我が家のようなケースもあり、
また他でも「キャッツ」は好みが分かれると聞くので
「初めての劇団四季」に『キャッツ』は、おススメできないかもしれません。
『キャッツ』にハマればよいですが、
ハマらなかった場合に、
この作品だけで【劇団四季】やミュージカルへの印象が下がるのは
あまりにも勿体ない!
特に子連れで初めての【劇団四季】は、
やはりディズニー作品が無難かなーなんて思う私でした。